にわか、オホーツク街道をゆく

岩手生まれの「にわか」が、オホーツク海沿岸をめぐります。

海上自衛隊イージス護衛艦「はぐろ」を見学してきました

 

 

最近過去の写真をあさっています。

 

2023年7月、紋別港で海上自衛隊のイージス護衛艦「はぐろ(DDG-180)」の一般公開が行われたので、見学に行ってきました。

当時のチラシです

会場となった紋別港には朝から多くの人が集まり、家族連れや自衛隊ファンで大変にぎわっていました。会場に向かうと遠目に見ていた「はぐろ」は、目の前にすると想像以上の大きさ。全長約170メートル、排水量約8,200トンという迫力ある姿に、思わず見上げてしまいました。でけー。

 

意外と早めに自分の番になって、艦内を見学することができました。イージスシステムを搭載するための大きなレーダーや、甲板上に整然と配置された装備は圧巻です。

イージス艦のいのち

垂直発射装置

17式艦対艦誘導弾

今回公開された「はぐろ」は、海上自衛隊最新鋭のまや型護衛艦の2番艦で、高い防空能力を備えた日本を代表する護衛艦の一つです。実際に見学してみると、その大きさや最新技術だけでなく、多くの隊員の皆さんによって安全な航海と任務が支えられていることが伝わってきました。

普段はなかなか乗艦できないイージス艦を間近で見学できたことは、とても貴重な経験となりました。また機会があれば、ぜひ参加してみたいと思います。

 

また,はぐろ艦載のSH60K対潜哨戒ヘリコプターに乗ることができました。

全長:19.8メートル

全幅:16.4メートル

高さ:5.4メートル

重さ:約11トン

速力:時速300km

 

 


後ろから

 

艦内が広すぎてチャリがあります。

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パット見これが博物館?上藻別駅逓(紋別市)

鴻之舞金山跡地をめぐる帰りに上藻別駅逓(かみもべつえきてい)を訪れました。

 

上藻別駅逓は、大正15年(1926年)に建てられた駅逓所です。駅逓所とは、明治から昭和初期にかけて北海道で活躍した交通・通信・宿泊を兼ね備えた施設で、馬や旅人が休憩しながら次の目的地へ向かうための重要な拠点でした。現在では現存する駅逓建物はわずかしか残っておらず、上藻別駅逓は紋別地方で唯一現存する駅逓建造物として、国の登録有形文化財にも登録されています。

館内に入ると、木造建築ならではの温かみのなかで、管理人さん(元住友金属鉱山社員)自らが収集した様々な岩石を見ることができます。

また、この駅逓には、かつて「東洋一の金山」と呼ばれた鴻之舞金山に関する資料も展示されています。最盛期には多くの人々でにぎわった鉱山の歴史や、地域の発展の様子を知ることができ、駅逓が交通だけでなく地域の歴史を伝える施設として大切に保存されていることを実感しました。

特に印象的だったのは、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で鴻之舞金山が取り上げられた回のジャンプを保存してあったことです。管理人さんにこれみて!と言われたとき、「あ,これ見たことあります」というとよく知ってるね!と、うれしそうに話してくれました。

 

オホーツク街道博物館めぐり

 

 

 

 

北の大地の水族館に行ってきたよ(北見市瑠辺蘂)

古い写真を見返していたら、2023年に北見市留辺蘂町にある北の大地の水族館(山の水族館)を訪れていたので、その紹介です。

 

館内は決して大きな水族館ではありませんが、「川の中の世界」をそのまま切り取ったような展示が広がっています。北海道の河川に生息する魚を中心に展示しており、日本最大級の淡水魚「イトウ」が悠々と泳ぐ姿は迫力満点。日本初の「滝つぼ水槽」では、普段は見ることのできない滝の下から魚を見上げる視点で観察でき、その発想の面白さに驚かされました。また、冬の川が凍る様子を再現した「四季の水槽」は、この地域ならではの展示で、北海道の自然の厳しさと美しさを感じることができます。

 

私が気に入ったのは、水流を変えて魚の川上りを間近に見ることができる水槽です。一つ一つの水槽に工夫を凝らしていることが伝わる水族館でした。

 

 オホーツク街道博物館めぐり

 

 

 

 

【読書記録】『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』――消えゆく「馬のユートピア」の墓碑銘

「無人島ってなんかそそるな」
ふとそんな風に悟り始めたとき、この本は静かに道を示してくれます。向かう先は、北海道・根室の沖合に浮かぶ、馬だけが暮らす無人島「ユルリ島」です。

写真家・岡田敦氏による『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』は、島に宿る記憶を巡るノンフィクションでした。

 

 

1. 日本に実在する「ロストワールド」

YouTubeの積読チャンネルでも、この島はコナン・ドイルの小説になぞらえ「実在するロストワールド」として紹介されています。

本来は上陸が厳しく制限された島。そこには、かつて昆布漁の動力として連れてこられ、時代の波とともに取り残された馬たちがいます。「馬が生きるための理想の環境をそのまま封じ込めたような世界」で、彼らは深い霧と豊かな草花に囲まれ、ひっそりと、しかし神々しく生きています。

 

2. 経済合理性の果てにある「倫理」

かつては人間のパートナーとして重宝された馬たちも、近代化によってその役割を失いました。繁殖を制限し、緩やかに絶滅へと向かわせるのか、それとも文化として守り続けるのか。

本書は、馬を飼う経済合理性が失われた現代において、私たちが「生き物の生と死」という倫理的な問題にどう向き合うべきかを問いかけてきます。積読チャンネルでの議論にもあったように、「天寿を全うさせること」が果たして幸福なのか、それとも人間のエゴなのか。元島民へのインタビューからは、愛着と諦念が入り混じった複雑な感情が伝わってきます。

3. 生態系を守っていた「馬の足音」

興味深いのは、馬の存在が島の豊かな生態系を支えていたという事実です。
馬が特定の草を食べることで、本来なら追いやられてしまう小さな高山植物たちが光を浴び、島独特の「花の絨毯」を作り出していました。馬がいなくなることは、この奇跡のような景観が失われることも意味しています。人間が作り出した「野生」が、皮肉にも島を最も美しい姿に保っていたのです。

 

4. 墓碑銘(エピタフ)としての本

調べるとタイトルの「エピタフ」とは墓碑銘のことだそうです。
カバーを外すと現れる聖書のような装丁、霧のように滲むフォント、そして馬の毛色を思わせる2本のスピン(しおり紐)。そのすべてが、ユルリ島の「墓標」としてデザインされています。

 

 

参考文献

岡田敦,2023,『エピタフ――幻の島、ユルリの光跡』インプレス.

 

 

馬の物語 極まる神々しい生き物への憧憬(九段理江・好書好日)

book.asahi.com

 

積読チャンネル:馬だけが暮らす楽園はなぜ生まれたのか?


www.youtube.com

この服パチモン?同じ会社なのに生産国が異なる製品とグローバル化

1.同じジャージなのに生産国が違う

ある家庭科の時間。指定ジャージ姿の生徒。

「皆さんの服はどこで生産されていますか?タグを見てみましょう」

 

私はてっきり「中国産」あるいは「ベトナム産」だろうと思っていた。

 

「中国産!」

ああ,このジャージは中国産か~と思ったそのとき,

「カンボジアだ」「俺日本産だわ」「ベトナムって書いてある」

と,複数の国の名前が挙がってきたのだった。

 

「なぜ,同じ商店で注文する同じ商品の生産国が複数あるんだろうか」このとき,教室のみんなの頭のなかはこの疑問でいっぱいだったはず。

 

調べてみると,すでにユニクロでも同じ現象があり,知恵袋などで質問されていた。

 

出典:https://riswatashi.blog/blog/uniqlo-tag-check-manufacture-year

 

https://mylife-is-happiest.com/?p=2398#google_vignette

 

2.ユニクロの生産工場

ユニクロは、ほとんどの商品の生産を、中国大陸、ベトナム、バングラデシュ、インドネシア、インドの工場に委託しています。取引先工場とは長年の強い信頼関係を築いており、ファーストリテイリングの経営者と工場の経営者が本音で議論する「工場カンファレンス」を毎年開催しています。(ファーストリテイリングHP「ユニクロのビジネスモデル」https://www.fastretailing.com/jp/group/strategy/uniqlobusiness.html

 

1980年代後半からの円高の進展に伴い,低価格アパレルは中国からの輸入が急増する。国際的な競争と分業の波にのまれていく。

 

ユニクロでは,2010年代ごろから,中国以外での生産を拡大してきた経緯がある。中国での人件費増加などのコスト圧力が高まる中,生産拠点を分散化し,安定した供給体制をつくることを目的としているようだ。

 

つまり,同じ商品なのに生産国が異なるのは,ユニクロが生産拠点をアジアを中心に複数設置することで,商品を安く,安定して供給することを可能にしているからというわけである。

 

3.グローバル化の教材として

「同じ商品なのになぜ生産国が異なるのか」という疑問は,公民のグローバル化を扱う場面で生きてくると思われる。

同じ商品なのに生産国が異なるという現象は,おそらく,生徒にとってもまだ当然のことではないはずだ。例え当然のことになっていたとしても,改めて問い返したときに,そう言われてみればなんでだろうとなる教材になると思う。

 

他教科を教えることで本業の教材が生み出されることがあるんですね。

 

参考文献

ユニクロ、中国以外で生産拡大 バングラデシュなど倍増 - 日本経済新聞

 

ファーストリテイリングHP「ユニクロのビジネスモデル」https://www.fastretailing.com/jp/group/strategy/uniqlobusiness.html(最終アクセス2026年5月10日)

 

GWに雪が降る!? 試される大地北海道。

内地にお住いの皆様には衝撃かもしれませんが,北海道のオホーツク海沿岸では,5月4日月曜日13:00現在,雪が降っております。山間部ではなく,平地でこれです。しかも割と大粒。

 

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北海道に住んで10年になりますが,ゴールデンウイークの降雪は久しぶりです。近頃でいうと4年ぶりです。

 

とりあえず,速報でした。峠を越えることはないので,タイヤはとっくにノーマルタイヤです。峠越えたり,ロングドライブする方は,やはりゴールデンウイーク明けのタイヤ交換という北海道の常識はまだまだ続きそうです。

 

今年は4月頭まで流氷がいたし,なんか冬が長いな北海道。

 

写真は後で。

 

gogo-gorila.hatenablog.com

 

youtu.be

祝開通 音中道路を走ってきたよ

世間が昭和に思いを馳せているであろう昭和の日に,バリバリ令和にできた道路を走ってきました。
その名も令和8年3月22日(日)11時に開通した音中道路です。

枝幸町歌登方面から音威子府に向かい,いざ音中道路へ

音威子府ICから入口へ。動物注意!

中川が白なのは初期だから?

出来立てトンネル

出来立て道路

 

唯一の分岐降り口

終点です

中川から往復で音威子府へ向かい,音威子府で昼食を食べました。

音威子府駅では,数年の時を経て蕎麦屋さんがリニューアルオープン。名物黒そばを食べることができました。

 

 

国土交通省のリリースはこのPDFリンクからどうぞ

https://www.hkd.mlit.go.jp/as/release/pm5osg0000000mto-att/fvme8k0000000zwo.pdf