ゴリラの社会科

授業で扱ったことをあげていきます。

社会科の授業づくり

教材研究の方法(粕谷昌良)

1.教材研究 教材とは,社会と生徒をつなぐメディアである。 そしてそうした教材を「社会の中から選んだり,社会の変化に合わせてこれまでの教材を新しくつくり替えたりして,児童の追究を促せるよう編成すること」を教材研究という(粕谷昌良2023)。 …

自分の授業をどう振り返り,授業づくりに生かすのか

1.授業改善をしたいと思うか 2.授業の振り返りの視点 3.生徒に挙手させない授業 1.授業改善をしたいと思うか 自分の授業をおもしろくしたいとか,よくしたいと思う気持ちはいつまで持続すんだろうかと思う。どこかでこのエンジンがかからなくなるよ…

足利義満になれるイス 中学校社会科の個人的な研修備忘録

先日,個人的な研修で1年生の社会科の授業を参観することができた。 「個人的な」という名目の通り,自治体や組織の研修ではなく,まったくの個人的な興味関心でお願いしたものだ。私は教師1年目のときからその方の著書にふれ,自分の授業組み立ての参考に…

導入にチャットGPT!?やってみたいと思える「社会科」授業力向上セミナー 北海道教育大学附属釧路義務教育学校

こちらの研修に参加してきました。 実りある夏の研修になったと思います。 授業とセミナーを拝見して,参考になった点を残しておきたいと思います。 7年生(中1),澤田康介先生は縄文時代。 導入でチャットGPTを使い,子どもたちを授業に引き込んでいたこ…

社会科の教材研究論覚書

關浩和「資料&図解で丸わかり!おさえておきたい教材研究と授業デザイン」 ・学習指導要領の内容を分析するだけではなく,教科の親学問にあたる必要がある。 ・子どもの論理や子ども理解という側面が欠けている。 ・教材とは,子どもが学習可能なように教育…

子どもが参加する板書

1.異なる意見にアンダーライン ちょっとした工夫が生徒の主体的に学習に取り組む態度を育むことができる。 粕谷昌良は次のような板書術を提案する。 自分とは異なる立場の意見でも納得できるものには子どもに黒板の前まで出てきてもらい,アンダーラインを…