ゴリラの社会科

授業で扱ったことをあげていきます。

導入にチャットGPT!?やってみたいと思える「社会科」授業力向上セミナー 北海道教育大学附属釧路義務教育学校

こちらの研修に参加してきました。

実りある夏の研修になったと思います。

 

 

授業とセミナーを拝見して,参考になった点を残しておきたいと思います。

 

7年生(中1),澤田康介先生は縄文時代

導入でチャットGPTを使い,子どもたちを授業に引き込んでいたことが印象に残った。「縄文時代を絵文字で表して」とチャットGPTに打ち込むと,太陽や月,弓矢やテントの絵文字が出てきた。生徒からは「弓矢はわかる!」「なんでお月様?」などと疑問があふれ,縄文時代ってどんな時代なんだろうかという問いが頭に浮かび始めたんだろうなという印象をもった。

質疑応答では,私のチャットGPTへの感想に対して,冒頭で使っただけで,その後の授業中に絵文字とのリンクを回収することができなかったと思う,という回答をしていただいた。

 

また本時以降では,単元を貫く問いを「日本はいつからクニができたのか」と設定し,縄文,弥生,古墳時代を比較し,自分の考えをまとめる活動をしたと聞き,マネしたいと思うものであった。

 

助言者の宗實先生の小学校での実践は,なかなか時間のない中ではあるが,歴史や地理の最初の導入で使ってみたいと思えるものであった。詳しくは明治図書が発行している『社会科教育』8月号に詳しい。