ゴリラの社会科

授業で扱ったことをあげていきます。

実家の黒柴とのお別れのときが近づいてきました。

実家から16歳の老犬の状態がよくないと連絡がきた。

ここ最近黒い下痢が続き,呼吸も浅く,苦しそうだということらしい。
動物病院に行くと,小腸から大腸にかけて細胞の新陳代謝がうまくいかず,ボロボロになっていると思われるという診断だった。
盆と正月くらいしか会えなくなった我が家の犬だったが,正月に帰省したとき彼女はおそらくいないだろう。

彼女にとって私たちは二人目の飼い主だ。
犬を飼いたいと思っていた我が家と散歩ができなくなったとして新しい飼い主を探していた初代飼い主がマッチングした。
生後6か月,遊びたい盛りの柴犬はどんなに散歩しても疲れ知らずだった。

おすわり,おて,おかわり,まてなどのしつけをどんどん覚え,キャッチボールができたときは本当にうれしかったのを覚えている。

あれから16年。ときには大雨や吹雪の散歩。それが嫌でさぼった日もある。ゲームを優先してさぼった日もある。
大学受験期の散歩はいい気晴らしになった。大学や大学院に進学してからは,帰省の時の散歩が楽しみだった。それは社会人になった今も。

北海道から岩手は少し遠い。いますぐに会うことができず残念だ。